SSブログ

「座頭市千両首」(2012年10月) [掲示板再録]

>>>三一十四四二三 -- 12/10/15-22:50..No.[16311]
--------------------------------------------------------------------------------

一般的には「血煙街道」とこの「千両首」が座頭市シリーズの白眉ってことになってるんじゃないかな?
「血煙街道」は「殺陣・チャンバラ映画史」というカルト的文献で評価されたことが大きく、「千両首」は和田誠が絶賛したのが影響してるんだと思う。

「千両首」はラストの若山富三郎との決闘シーンが凄まじい。
もっと地味な戦いになる予定だったらしい(一部撮影されたそのシーンは、予告編にちょっとだけ入っている)が、おそらく「兄弟対決」ということで、現場で盛り上がり、ああいう決死的スタントに(お互いが譲れずに)挑戦することになったのだろう。
 勝新は本当に馬に引き回される(それもかなり危険なスピードと動きだ!)し、若山富三郎は、本当に疾走する馬から「頭から」落下するのである。
 その後の立会いの早さも、兄弟ならではの息の合ったところを見せた・・・というより、兄弟だからこそ遠慮なくやった、という感じか?
 お互い腰が引けた感じの「血煙街道」のVS近衛十四郎戦より、遥かに迫力があると思うのは、わしだけか?




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。